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m-hayabusa/VRCImageHelper

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VRCImageHelper

VRChatのカメラで撮った画像を圧縮して、

  • ワールド名
  • インスタンスにいたプレイヤー名
  • VirtualLens2
    • 絞り値
    • 焦点距離
    • 露出補正
  • Integral
    • 絞り値
    • 焦点距離
    • 露出補正
    • (多重露光時) 露光時間
    • レンズのボケの形状
  • (MakerNotesに、Base64でエンコードされたJSONとして) World Name / World ID / Instance Owner / Permission / Playerのリスト

を書き込むツールです。

インストール

  1. インストーラをReleasesからダウンロードし、インストールする
    (インストール中に "You must install or update .NET to run this application." から始まるメッセージが出てきた場合、「はい」をクリックすると必要なライブラリ (.NET 6.0 Desktop Runtime) のダウンロードページが開くので、それをインストールしてからもう一度VRCImageHelperのインストール操作をしてください)

  2. インストール中に設定画面が出てくるので、設定する
    設定画面

    • 保存先: 変換後のファイルを保存する場所。未設定の場合はVRChatが出力したフォルダに保存される

    • 保存形式

      • ファイル名: 保存するときのファイル名。デフォルトの場合はVRChatの出力したファイルと同等となるはず

        フォーマット 置換内容
        yyyy
        MM
        dd
        hh
        mm
        ss
        fff 秒(小数点下)
        XXXX 画像のピクセル数 (縦)
        YYYY 画像のピクセル数 (横)
      • 形式・品質・オプション: PNG / JPEG / WEBP / AVIFが選択できる

        • PNG: 品質設定とオプションは、無視される

        • JPEG: 品質設定は、0が最高、100が最低となる。オプションは無視される

        • WEBP / AVIF: 品質設定は、ffmpegでそれぞれのエンコーダの

          エンコーダ 引数 最高品質 最高圧縮
          libwebp -quality 0 100
          libaom-av1 -crf 0 63
          libsvtav1 -crf 0 63
          av1_qsv -q ? ?
          av1_nvenc -cq 1 51
          av1_amf -qp_i 0 255

          CPUでlibwebp、libaom-av1とlibsvtav1を利用する場合と、Intel Arc A770でav1_qsvを利用した場合、AMD Radeon 780Mでav1_amfを利用した場合について動作を確認
          (NvEncでの動作は検証していませんが、デフォルトで指定しているオプションの --pix-fmt yuv420p の影響で、色情報が間引かれる挙動になるはずです (#40))
          オプションは、ffmpegに追加で渡す引数を入力できる たとえばlibwebpで -lossless 1 など

    • 保存形式(透過)
      画像にアルファチャネルが含まれる場合の形式指定で、それ以外は上記 保存形式 と同じ。ただし:

      • JPEG: 非対応
      • AVIF: 透過に対応しないAV1エンコーダもある (手元の環境ではlibaom-av1しか透明度を処理できないようだった)
  3. (もしVRChat Exif Writerをインストールしたことがあり、削除していない場合) VRChat Exif Writerを削除することについて確認メッセージが出るので、特に理由がなければ、そのまま削除してください

  4. スタートメニューからVRCImageHelperを起動し、タスクバーに出てくるアイコン を右クリック、自動起動のチェックをつけると、次回からPCにログインした際に自動で起動するようになる

「VRChatのログ出力がオフになっていませんか?」から始まる通知が表示された場合

VRChatの設定から、「Logging」を有効にする必要がある可能性があるので、確認が必要 image

アンインストール

Windowsの 設定/アプリ/インストールされているアプリ からアンインストールできる (同時に設定ファイルも削除される)

ExifToolとffmpegについて

内部でexiftool.exeとffmpeg.exeを利用するが、環境変数 PATH に設定されたディレクトリ内に見つからなければ、自動でダウンロードするので、こだわりがなければ用意する必要はない。自動でダウンロードされるものは: